Why "H"
役職につき店舗運営の中核へ、その先に目指すもの
阿部 隆太郎 Siena / Sub Manager
2018.02.23

新卒で入社後、原宿ROJITHAでの勤務を経て渋谷Sienaのオープンに携わる。

スタイリストデビューに向けて、アシスタントながら月売り上げ100万円を達成。

集客やプロデュースを得意とし、現在は同店の副店長を務める。

副店長という役職を引き受けた理由。
 
スタイリストになり1年半が過ぎようとした頃、渋谷に新しいサロンがオープンすることになった。
2016年11月。
オープニングスタッフとしてSienaの立ち上げに加わった彼は、ほどなくして副店長にと声がかかる。

 
「正直、ずっと断っていたんです。」
責任のある役職に就くよりも、スタイリストとして働いていたい。
しかしお店の売り上げが上がる一方で、日々の営業がうまく回らなくなっていく感覚をおぼえた。

 
「うちの会社はスタイリスト1人に必ずアシスタントがつくというわけではないので、全体のバランスを見てどう予約のスケジュールを組み立てるかが大事なんですけど、その回し方を考えられる人が少なかったんですよね。」

 

 

引き受ける決め手になったのは、Sienaをはじめ4店舗のオーナーを務める塩澤の一言。
「役職につけば仕事もやりやすくなるよって言われたんです。」

 
上下関係が厳しく、1年目での離職率が80%とも言われる美容業界。
その理由は人間関係によるものが多い。
「職人気質な業界でもあるので、後輩が先輩に意見を言うなんてありえないし、まず通らない。塩澤さんはROJITHAのときからお世話になっている人で、いつも僕が言うことに耳を傾けてくれて、柔軟に聞き入れてくれた人なんです。」

 
自分が役職につくことで、同じように後輩の想いを上に伝えやすくなるかもしれない。
信じてやってみようと決めた。

 
自分を好きになってもらうより、お店を好きになってもらいたい。
 
自分の売り上げとお店の売り上げの両方を考えなければいけない立場で、日々どのように業務にあたっているのか。彼が優先したのは、お店を円滑に運営するということだった。

 
Sienaは、いい意味で1対1ではない接客が特徴。
特にアシスタントの存在は大事だと話す。
「僕のお客様は、アシスタントのことを好いてくれる方が結構多くて。お客様を掛け持つ場面が増えると自分が施術できるのはカットや仕上げだけってことも多いから、必然的にお客様と関わる時間はアシスタントが一番長いんです。そのアシスタントを好きになってもらえれば、お客様にはSienaで過ごす時間そのものを好きになってもらえると思うんですよね。」

 
スタイリスト同士もお互いのお客様を覚えていることが多く、自分がいないところでも会話が生まれやすい。

 
その循環が、店舗全体の活気につながるのだという。

 

 
「ROJITHAの先輩たちが、そういう接客をする人たちだったんです。お店がいつも賑やかで、そこにいるみんなが楽しそうな姿をみて働きたいと思ったから、そういうお店にしたかったですね。」

 
お店のファンが増えることで、自然と自分の売り上げも上がっていったという。

 
どこでもやっていけるスキルを身につけられる場所。
 
「うちの会社のいいところは、集客の仕方まで教えてくれるところだと思います。」
美容院の集客には、大手美容サイトやinstagram・美容系のアプリを利用することが一般的。
しかし、なぜそのページをお客様が見にくるのか、今の時代どのようなサロンが支持され、言葉が響くのか、といったロジックをたてているサロンはそう多くはない。

 
「普通ならオーナーや店長の仕事である部分を、スタイリストのうちから経験させてもらえるんです。極端かもしれないですけど、うちの会社でうまくできればどこにいってもやっていけると思います。」

 

 
Sienaがターゲットとする客層を定め、「行ってみたい」と思わせる効果的な方法を選ぶ。
それを学べることは大きな魅力だという。

 
怖がらずに飛び込んでみるということ。
 
人と競うことがあまり得意ではなく、無理をするタイプではない。
そんな彼でも、一歩踏み出すことの大切さを感じている。

 
「何かを始める時に怖いと思うのは物事を深く考えすぎるからで、やってみたら意外とできたってことはありえるんですよね。もし失敗しても、だいたいのことは取り返しがつく。その失敗は成功への糧にすればいいし、成功はもっと大きな成功への糧にしたらいいと思うんです。」

 

 
この会社に入り課題をぶつけられる度に、少しずつ成長する自分に出会えた。

 
「無理をさせられる。もちろんいい意味ですけど、引っ張っていってくれるというか、やる気にさせる駆け引きが上手なんですよね。」

 

 
12月。
美容師として一年で一番の勝負の月。
目指すなら1位だと奮い立たされ「やるべき時だ」と挑んだ。
結果はH.company全社での指名売り上げランキングで、自己最高の3位。
「アシスタントや他のスタッフには悪かったけど、無理しました。上2人はやっぱり強かったですけどね!(笑)」

 
自分の売り上げよりお店の環境作りを優先してきた彼に、みな協力してくれた。
この成功体験は大きい。

 
「後輩もいるし、責任もあるし、まだまだやるべきことはたくさんあるんですけど。自分が楽しいことはもちろん、周りも楽しいと思える環境を作っていけたらいいなと思っています。」

 
これから先目指すものは、それだけ。

Profile|
阿部 隆太郎 Siena / Sub Manager

1993年生まれ / 美容師歴4年 / 東京都出身 / 山野美容専門学校卒

instagram : @ryuuudesu

Why "H"
「サロンに行くこと」に価値を生む、レセプションの存在意義

法政大学を卒業後新卒でH.companyに入社。

H[eitf]のレセプションを経てH.companyプレス業務にも従事する。

結婚をに名古屋に拠点を移し一児の母となっ現在MANON by HH[eitf]に所属

持ち前の明るさでお客様とスタイリストの架け橋となるムードメーカー。

2018.10.01
Why "H"
[ Salon Talk ] 3店舗合同でアップデートし続ける技術と絆

[ Why“H”特別編 ]MANON by Hmighty by H、金山MILESは、それぞれの強みを持地域に根ざしたサロンを目指している。

3店舗の店長とレセプションに、系列店がすぐ近くにあることのメリットや日頃の交流を聞きました

2018.09.14
Why "H"
セルフブランディングにも通じる人間力が生み出すもの

都内有名店にて学生時代から美容師・ヘアメイクとしてのキャリアをスタートし、25歳でH.companyに入社。

ROJITHAでの勤務を経て、渋谷Sienaのオープンに携わる。

モデルや業界の顧客を多く持ち、20187月の売り上げランキングでは1を獲得する

2018.09.07
Why "H"
[ Salon Talk ] 家族のような関係を築くスタッフ同士の関わり

[ Why“H”特別編 ] ドイツ語でカモメの意味をもつ“mowen

カモメの持つ同じ港に戻る習性にちなみ、何度でもお客様が戻りたくなる場所を目指しているスタイリストとアシスタント4名に、サロンの魅力を聞きました。

2018.08.10
Why "H"
「諦めなければ叶う」若き人気スタイリストの挑戦

新卒で入社後、吉祥寺LuTa by siesta&LiCOでの勤務を経て池袋LOVELEYのオープンに携わる。

デビュー1年目から全社指名売り上げランキング上位に名前を連ねる、期待の若手スタイリスト。

2018.08.03
Why "H"
[ Salon Talk ] 多くのお客様に支持されるサロンの本質

[ Why“H”特別編 ] 横浜駅にほど近く、アメリカ西海岸を意識したストリート感あふれる内装が特ACE

H.company随一の集客力を誇るサロンで働く3人のスタイリストに、日々の営業との向き合い方を聞きました

2018.07.20