― 得意なスタイルを教えてください。
 
目の前のお客様に似合う、ベストな髪型を提案できるようになりたいと思っているので、何か1つの技術を追求するのではなくオールラウンダーとなって、「RIOという人」を信頼して来店してほしいです。
 
そのための引き出しは多ければ多いほどいいと思っているので、日々勉強し続けています。
 
これからもあえて区切りを作らず、いろいろなお客様と関わっていきたいです！
 
― 何かに特化せず、さまざまなスタイルを高めようと思ったきっかけはありますか？
 
私は、「私がヘアスタイルを提案したことによって、出会ったお客様の人生が変わればいいな」と思って美容師になりました！
 
例えば、私がお客様の髪型を可愛く・カッコよくしたことで恋人ができてhappyになったり、清潔感が出たことで仕事の面接に合格したり、そういう人生のターニングポイントに関わりたいという想いがあります。
 
それぐらい、見た目、特に髪型が与える印象は大きいので、出会ったお客様に合わせてカットやカラー、パーマなど、いろいろなスタイルをご提案したいと思っています。
 
得意なスタイルを打ち出す特化型のスタイリストたちをとても尊敬していますが、特化型のみんなに負けないぐらい、全部に特化していきたいです！（笑）
 
― どのようなお客様が多いですか？
 
最近はメンズのお客様が多いです。メンズのお客様は、担当するスタイリストが男性か女性かによって仕上がりが大きく変わってきます。私が担当するお客様からは、女性スタイリストが手がけるならではの “ 柔らかさ ” を気に入っていただくことが多いです。
 
「女性に好印象を持ってもらえる髪型にしたい」というお客様からのご要望が多く、それに対して女性目線でのスタイルをご提案することで、「恋人や奥さんから評判がよかったからまた来ました！」とリピートしてくださるお客様もたくさんいます！
 
また、男性スタイリストならではのワイルドさがあるカッコいいスタイルが苦手、というお客様からもリピートいただいています！
 

 
― なぜH.companyに入社しようと思ったのですか？
 
「直感でここだ！」と思い、決めました。
 
就活中、H.companyを含めて東京のサロンを10店舗ほど見学したあと、H[eitf]にお客様として行きました。サロンの扉を開けた瞬間に「私が働くのはこのお店だ！」とビビッときたんです（笑）。
 
当時は理由もなく直感だけで決めたのですが、今考えるとスタッフ一人ひとりがキラキラしていて、人想いな人柄を感じたからだと思います。
 

 
― H.companyでどのように技術を磨いていますか？
 
H.companyは他店も合わせて、得意な技術や接客スタイルが異なるスタイリストがたくさんいます。
 
悩みがあれば就業後に一緒にご飯を食べながら相談したり、技術面でもアドバイスをもらいながら教えてもらったりしています。頼れる存在がすぐ近くにいる、そんな環境で働けるのもH.companyの魅力のひとつです！
 
― お客様の集客はどのようにしていますか？
 
アシスタント時代は、上京したばかりで東京に友達が少なかったので、毎日モデルハントをしていました。当時のモデルさんは、今でもお客様として来てくれている大切な存在です。また、サロンを目当てに新規で来店されたお客様がリピートがしてくださり、顧客様になってくださることも多いです。
 
最近は、ヘアカタログの雑誌やHOT PEPPER Beautyに掲載している私のスタイルを見て指名予約してくださるお客様も、増えてきました。
 
― 今後目指す、理想の美容師像はありますか？
 
「かっこいい美容師」です。私は、お客様と「人」としてきちんと向き合い、接することができる美容師がかっこいいと思っています。
 
お客様は私の技術を求めて来店してくださっているので、技術を磨く努力は常にしています。技術以外にも、お話をしたくて来てくださるお客様のために会話の引き出しをいっぱい作っておいたり、施術中も心地よく過ごしてもらえるように、髪への触れ方や話すスピードに気をつけるなど、お客様一人ひとりに心地よい立居振る舞いを大事にしています。
 
最近お客様から、「お店に入ってあなたが1番かっこよく見えました」「RIOさんお願いしまーす！って何回も呼ばれててとても人気なスタイリストなんですね」と言っていただけることがあって、私自身とても光栄ですし、お客様にとってもスタイリストを選ぶときの安心材料になるなら、見た目も中身も常に磨き続けてカッコよくありたいです。
 
― どのような方と一緒に働きたいですか？
 
人に対して熱くなれる人。
 
美容師は技術を提供することが仕事です。なので私は、「できないから」で妥協するのは違うと考えていて、美容師であり続ける限り追求し続けなければいけない使命だと思っています。その考えは、当たり前に持っていてほしいなと思います！
 
そしてもう一つ、ありきたりでよく聞く美容師像だとは思いますが、接客の面でお客様一人ひとりに寄り添える美容師であってほしいです。
 
流れ作業になってしまったり、お店を回さなきゃって考えたり、売り上げを気にしたり…それらも、仕事をする上ではもちろん大事だと思います。
 
でも、本質的に、この仕事は誰のためなのか、自分が接客中に発した言葉は、お客様に何を伝えたいのか。一つひとつの言い方、態度、目の視線、表情など、どうお客様に受け取られているかをしっかり考えられる人と一緒に働きたいです。
 
1対1、人と人との関係を、とにかく大事にしてほしいです！入りたての1年目は心掛けていたとしても、慣れてくると視点がどんどん変わってきます。
 
美容師として1番大事な「お客様のため」という根本がなくなってしまわないように、1番大事なことを忘れないでいてほしいです！