Why "H"
「有言実行」H[eitf]が誇る人気スタイリストの、軌跡
阿部 達哉 H[eitf] / Stylist
2017.06.23

H[eitf]史上最速、1年半というスピードでスタイリストデビュー。

売上ランキングでは、常にトップクラスを維持している。

繊細さを兼ね備えたカット、明快なカウンセリングから実現するスタイルチェンジを得意とする。

有名店を見てみたい。それがきっかけだった。

サロン見学に来た彼の目は、とにかくキラキラしていた。
友人の付き添いで原宿を訪れ、初めてH[eitf]に足を踏み入れた日。
地元仙台での就職がほぼ決まっていたにもかかわらず、湧いてしまった“ここで働きたい。”という想い。
時はすでに募集締め切りの1週間前。
無理だろう、と口にする周りを振り切り、人生の舵を大きくきった。

 

 

美容師という仕事との出会いは、高校3年生の時だった。
今の姿からは想像しづらいが、幼稚園から剣道一筋だったという青春時代は、ずっと坊主だったという。
「特に将来やりたいこととか、本当になかった。」そう語る彼が18歳で初めて訪れた地元の美容院。
全く関わってこなかった新しい世界、美容師という仕事が、どうしようもなく格好よく見えた。
大学へ行き、剣道のプロとも言われる警察官になってほしい…。
そう願っていた両親に頭を下げ、仙台の美容専門学校へ進学した。
 
美容師はかっこいい存在で、美容院は緊張する場所。
そう思っていた彼が見たH[eitf]は、その固定概念を壊した。
田舎者の自分から見れば、憧れの原宿で働いているのに、良い意味でラフに接してくれるスタッフたち。

美容師特有の気取った感じがなく、居心地の良い距離感の近さにプロ意識を感じた。
対策も何もないまま、どうにか締め切りに間に合わせた。
手紙を書き、メールを送り、出来る限りの手段でアプローチ。
無事、採用の通知を受け取った。

 

入社と同時に自らに課した、大きくて明確な目標。

 

 

「何か目標ないの?」入社1週間後、そう聞いてきたのはH.company社長 小玉だった。
スタイリストデビューの最短記録が2年3ヶ月だった当時。
「2年でデビューします。」そう答えたものの、「そんなに待てない。」と一蹴。
「じゃあ、1年半で!」。
勢いに任せて口にしてしまった。
けど、決めたことは、やってみせる。
こうして、デビューへのカウントダウンが始まった。

 

 

通常8:45からスタートする練習を、7:30から始める。
先輩に頭を下げ、付き合ってもらった。
休みの日は1日中モデルハント。
「やった分だけ、結果はついてくると思うんです。周りよりも1つでも多く、なんでもいいから行動した方がいい。」
焦らなかったわけではない。
それでも振り返れば、自分に合ったやり方だったと話す。
「最初に大きい目標を立てた方が、逆算するじゃないですか。達成までの小さな目標を立てやすいから、やりやすかった。」
 
—決めたからには、負けたくない。—
 
刻々と日々は過ぎ、約束からちょうど1年半後。
最後の試験に無事合格。
最速でのスタイリストデビューを見事、成し遂げた。
「お前、売れそうだよね。」
スタイリストになる直前、小玉からさらりと言われたその言葉をプレッシャーに感じつつも、ただただ嬉しく受け取った。
「それ言われたのに、売れなかったらやばいですよね。カッコ悪い。(笑)」
それから2年半。
150人を超える全スタッフの売上ランキングで、常にTOP3に入る美容師になった。

 

チャンスをもらい、また、下の代へ。

 

 

「スタイリストデビューして、すぐヘアカタの撮影に出してもらったんです。本当にびっくりして。」
雑誌の撮影というとオーナーや人気スタイリストが自動的に選ばれることが多いが、H[eitf]では関係ない。
チャンスは、下に下に。
若手が世にでるチャンスは、多い。
それでもデビューしたその月に撮影が入るとは、さすがに想像しなかったという。

 

スタイリストとして2年半。
いま、彼に憧れる後輩は少なくない。
「前は、僕のことを慕ってくれる後輩に甘えて、今まで自分がやってきたことを伝えるのが正解だって思っていたんですけど、ちょっと違うなと思って。」
人によって、やり方やキャパシティが違えば、成功の仕方も違う。
「自分のやり方を押し付けたり、成功ばっかり話してもなって。」
今は後輩1人1人にあったやり方を模索しながら、伝えている。
「言うときは言いますし、そんな甘いやり方ではないですけどね。僕がこれをやっていたらもっとよかったなと思うことも含めて、伝えるようにしています。」
普段は自分にも仕事にも厳しい彼だが、唯一オフの時は後輩の前でも無邪気な笑顔を見せる。
こんな彼の一面が、後輩から慕われる理由なのだろう。

 

「楽しく美容師をする」を、可能にしてくれる場所。

 

 

美容師は、チームプレイだという。
「基本的に個人プレイというか、自分で決めたら自分でやる、が当たり前だったんです。アシスタントの時も。でも、美容院って個人より全体、チームとしてやる仕事だなと気付いたんですよね。」
人付き合いがあまり上手ではなかったと話す彼は今、ともに働く仲間を大切に想う。
「仲がめちゃくちゃいい。」と話すH[eitf]のスタッフは、年の差はあれどもオフも一緒に楽しめる。
いつかは地元宮城に帰り、楽しく美容師をしたい。
“楽しく美容師ができる”環境に居るからこそ、強く思うのかもしれない。

 

有言実行。
そのために自分に厳しく、芯を通せる人。
そんな彼は、これから就職を迎える学生にこんな言葉をくれた。

 

「H[eitf]に入ったら、絶対どこよりも楽しく美容師ができると思う。」

 

本音を包まない彼が、そう話す。
その目はいつかと同じように、輝いていた。

Profile|
阿部 達哉 H[eitf] / Stylist

1993年生まれ / 美容師歴4年 / 宮城県出身 / 仙台理容美容美容専門学校卒

Instagram : @tatsu0801

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