Why "H"
「良い景色を、一緒に」背中で伝える美容師業の魅力
星野 あきら LakotA / Shop Manager
2017.10.27

青山のサロンで7年間勤務、その後ヘアメイクとしての活動を経てH.companyに入社。

立川LakotAのオープンに携わる。

再現性の高いカット、特に柔らかい質感を作り出すドライカットを得意とする。

おしゃれでかっこいい仕事に就きたかった。
 
箱根駅伝を目指し、陸上に打ち込んだ学生時代だった。
思い返せば「よくやれていたなと思う。」ほどの、地獄のような練習と勉学の両立の日々。
小学校から高校までの12年間を費やしたこの経験が、集中力や忍耐力を鍛えてくれた。

 

 

高校最後の大会をきっかけに陸上を引退。
美容学校への進学を決めたのは、小学生の頃から密かに思い続けた「かっこいい職業に就きたい」という憧れからだった。
 
勉強はポイントを押さえながら、遊ぶ時はしっかり遊ぶ。
学生時代に出会った人々や経験は、何にも変えられない。
 
群馬から上京し青山で始まった美容師生活。
人との出会いはさらに増えた。
モデルハントに出ればお客さんだけではなく、別のサロンのアシスタントとの出会いもある。
次第に声を交わすようになる同世代の活躍は、刺激になった。
積極的に好きな飲食店や古着屋にも通い、スタッフともコミュニケーションをとる。
やがて髪を切りに来てくれるようになり、口コミでお客さんを紹介してくれるようになり、出会いが出会いを呼ぶ。
自分という存在を知ってもらうことで広がっていくコミュニティは、何よりの財産だ。
 
H.companyから声がかかったのは3年前。
新店オープンを控え、声をかけてきたのが現在のディレクターだった。
立川という場所には、最初こそ抵抗を感じた。
しかし実際に街を歩き、発展していきそうな可能性を感じて決断。
入社から4ヶ月後にオープンしたLakotAにて彼はいま、店長を務める。
 
いま、一番身近で刺激をくれる存在。
 
尊敬する人を考えれば、これまでお世話になったたくさんの人の顔が浮かぶ。
それでも、自分も頑張らなきゃと心を動かされるのは、後輩たちの存在が大きいという。

 

 

「アシスタントって一般的にみたら待遇は良くないし、楽しいより大変の方が多い。3年以内に結構な数が辞めていくんです。」
昔を振り返れば辞めたいと思ったことはあった。
それでも辞めなかったのは、父からもらった「石の上にも三年」という言葉のおかげだと話す。
「陸上もそうだったけど、なんでも始めたら3年は続けようと思っていたんです。その3年間のうちに美容師の楽しさを見つけられたから、今も続けているんだと思う。」
 

 

1つ1つできる施術が増えるたび、アシスタントも仕事が楽しくなっていく。
だからこそ、店長として自分ができることは、スタッフのテンションを上げて頑張れる環境を作ってあげること。
どのスタッフよりも明るく「おはよう」と一日をスタートさせ、コミュニケーションを図り、良い空気感を造る。
「店長だからドンと構えるというよりは、一緒になって和気あいあいとしてるタイプ。仕事だから甘いだけじゃ成立たない部分はあるけど、そこのバランスはうまくやってるつもりです。」

 

「愛される」美容師になって欲しい。
 
「後輩に愛される美容師になって欲しいんです。」
どんな美容師を育てていきたいかと聞けば、こんな答えが返ってきた。
「毎年、どんどん新しい子が入ってくる。その時に、その子達からも好かれるような美容師。」
スタッフ同士の関係が良くなれば、その空間で過ごすお客様にも良い印象を与えられる。

 

 

さらに言えば、「人から興味を持たれる存在」であって欲しい。
「お客様に慕われるスタイリストは、人間味のある人が多い。
仕事だけじゃなくプライベートも、色々なことに興味を持って挑戦する。
そうやって進化してる人って他の人から興味を持たれると思うんです。」
 
美容師という仕事は、時代に合わせて新しいものを取り入れ、変化していける職業。
終わりがないからこそ、面白いのだという。
お店のインテリアにと始めたドライフラワー作りが自宅にも置くほど好きになってきた。
運動が得意な彼は、ゴルフを始めたりと、常に新しい体験を楽しんでいる。

 
いい景色は、一人で見てもつまらない。
 
自然に身を置くと落ち着くという彼は、山登りが好きだと話してくれた。
「美容師の仕事は、山登りに似ていると思うんです。どこまで続くのか不安になるし、先が見えにくい時もある。
頂を見るまでは結構険しい。それでも頂上に立ってみると、素晴らしい景色が待っているんです。面白いのは1つの山に登りきっても、まだまだ高い山はたくさんあるっていうところ。上には上の絶景が待っているんだろうなって。」
 

 
いま目指す頂きは、自分がわくわくするお店を造ること。
 
「美容師は楽しい仕事なんだって、自分が楽しんでいる背中を見せて伝えていきたい。」
 
自分が担当したお客様が可愛くなった時、
リピーターとしてまたきてくれた時、SNSが普及し、お客様とのつながりが増えた時。
美容師をやっててよかったと感じる瞬間は、どんどん増える。
 
日々感じるわくわくを増やし、それをスタッフにも感じてもらえるようなお店にしていきたい。
 
「いい景色は一人で見てもつまらないですからね。一緒に行かなきゃ。」
 
まだ先は見えなくても、チャレンジを続けることで道はきっと見えてくる。
だから、3年は一緒に頑張って欲しい。
 
そう話す彼の後ろをいくスタッフには、素晴らしい景色を見るチャンスが待っている。

Profile|
星野 あきら LakotA / Shop Manager

1988年生まれ / 美容師歴10年 / 群馬県出身 / 群馬美容専門卒

instagram :@akiraaaaa0129

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